幼稚園教諭やOLとして働いた後、
2013年臨床心理士の資格を取得。
2018年国家資格である公認心理師資格取得。
2013年より現在に至るまで、公立小学校や公立中学校におけるスクールカウンセラー、自治体の教育相談機関での相談員としての勤務の他、いわゆる学童や放課後児童クラブといった放課後の子どもたちの居場所におけるアドバイザーなど、主に子どもやその保護者様に対するカウンセリング、またそこで働かれている教員、保育者へのコンサルテーション等もしてまいりました。
自分自身も2児の母となり、子ども優先、自分をないがしろにしてしまうような日々の苦労や大変さの中で生まれる悩みなど日常茶飯事でした。以前、私はあるクライエント様に「何かあったら来てくださいね」と申し上げたことがあります。その方からは「 "何か” なんていつもあるのよ」とのお言葉が返ってきました。その時の私の"何かあったら” という言葉は、なんて無責任なものだったんだろう、と気づかされました。子育ては常に "何かある” 状態。その一瞬一瞬に、誰しも思い悩んだり、聴いてもらいたい気持ちがそこにあるのだと考えさせられました。
皆様のお気持ち、悩みに寄り添い共感し、皆様の中の苦しい思いが、少しでもホッと、またどこかに気づきがあるような、そんなカウンセリングを心がけています。
"何かあったら” ではなく、"何もなくても” 良いのです。聴いてほしい、そんな思いに寄り添えたら、と思っています。
カウンセリングルーム nico
代表 佐野 富有子